実話談 タイ国進出の企業の話
コロナ後、不動産賃貸や、店舗賃貸より複雑な相談事が多く、
その中でこんな話がありました。
コロナ前の1月にタイ国進出することになりました。
パートナーは昔から知っている方にで全てお任せしていました。
挨拶周りをしている際、お客様から
「ところで○○さんはワークパーミット持って働いてるだよね?」
と聞かれたそうです。そこではっと気付いておかしいなと思ったそうです(笑)
その後、回りまわって私を紹介されたと言う事で相談にきたのですが
お話を聞いたら普通の会社設立の話でした。
1. 請負業で(サービス業です)タイ人のパートナーが51%以上必要ですから
なんちゃってパートナーを見つけました。
2. 工場は、貸工場を見つけました。
3. 会社が設立されたので、資本金を振込みました。
4. そして、こちらに来て仕事を取るために、お客様周りをしています。
ここまでは普通です。
この後もう150日以上タイ国に居るのにワークパーミットが出ていない
会社のサイン権がない。日本からビザを取ってきていない
会社関係の書類(登記簿、株主リスト等)を見たことがない
これはすぐに詐欺にあった察知しました
あきらかにおかしい。。。。
ビザを取ってきていないと言う時点で既に不法滞在です。
とにかく会社の登記簿をネットから調べてみたらなんと
1. 株主リストにその方の日本人の名前が記載されてない。
2. 会社役員にはあとからその方の名前が追加されサイン権もある
とても不可思議でこれは本当に悪意があってやっているのではないなと言う感じもしました
それか相当悪事が進んでいて最終的にその方だけが
役員で残って会社は大きな負債を抱えてしまうと言う事も考えました。
いずれにせよサイン権があると言う事は不幸中の幸いで早速銀行に対し
出金の差し止めの依頼をしました
こ面倒な事はやりたくない銀行とかなりもめましたが
銀行が責任を取るならそれの方がいいと詰めより仮の差し止めをさせました
これでやっと相手との話が出来るようになりましたので
そのパートナーと話をして今までのいきさつの説明を求めなさい
そ株主の変更、役員の変更、サイン権の変更を求めて下さい
と言う事にしました。
それを持って法廷弁護士との打合せに入ります。
我々は外国人でありまずは法的に我々サイドに有利に動いておかないと
後で面倒になりますから。
この結果又の機会にお伝えします。