驚きの賃貸契約書!!
急遽、お客様の不動産取引のコンサルをお願いされて、快く引き受けたのですが。
コンドミニアムとレンタルオフィスのお客様から受け取った賃貸契約書をまず見せてもらって
とんでもない内容ばかり書いていたので衝撃を覚えました
ドラフトの契約書はタイ語でのみで書いてあるので当然お客様も解る訳もなく、
ドラフト翻訳としてもらった英語の翻訳内容のみでした。
しかし内容があまりにもひどいので驚いてしまいまい
あまりにもオーナー寄りの身勝手な内容で空いた口が塞がりませんでした。
とりあえずは弁護士を通しての契約内容の改訂レターを仲介不動産屋に送り対応を待っていましたが、
仲介不動産屋のひどいほどのオーナー寄りの態度のため、
最終的にお客様は「急いでいるので諦める」と言う事になってしまいました。
次にコンドミニアムの賃貸契約書も見せてもらいましたが
これも同じようなオーナー身勝手な内容のことばかり書いてあり。。。。。
同じよう、改訂の依頼をしました。
犯罪者扱いの様な文面ばかりさらに責任転嫁も甚だしいと言った内容です。
不動産屋の対応と言い、理不尽な契約書と言い、
私もこんなひどい内容一度も見た事はありませんでした。
常識がないのか?タイ人? と言いましょうか、久しぶりに本当に驚いてしまいました。
そう言えば、コビット19の猛威以降タイではかなり中国系ファンドが
オフィスビルやコンドミニアムを買いこんでいると聞きましたが、
これからタイ国に進出や投資(特に不動産投資)をしようとしている方、
不動産の契約には充分に時間をかけてください
出来れば、ここだと決める前に、契約書内容を一度不動産屋に見せてもらった方が絶対に良いです。
契約書の内容をじっくり検討して、訂正の必要のあるところ(借手、貸手、売手、買手は常にフェアでなくてはなりません)
じゃないと次に進む事はできませんからね
その点と言っては何ですが、最近のタイの工業団地の土地の売買契約書は至って売り手、買い手が平等に近いです。
文章の変更依頼も、親切に対応してくれる。
最近競争化が激しい業界の中で金額の張るものを売るのは大変ですから、それは当然のことです!
当り前の取引が一日も早くタイでも出来るようにシステム化して欲しいものです。